まちひとこと総合計画室

まちひとこと総合計画室は2007年から活動を開始した景観デザインの事務所です。魅力的な街とは、歴史を継承し安心に暮らせる街があって、生き生きと暮らす人々がいて、物語のある出来事や健全な仕事に裏付けられていると思っています。

【空き家活用】待ってるだけじゃない。徳之島北部の空き家アプローチ・あまみ空き家ラボの手法

まちひとこと総合計画室 室長の田邊寛子が理事を務めるNPO法人あまみ空き家ラボの活動紹介です。

行政ではできないことを民間(NPO法人)の強みを生かした空き家サブリースなどで、不動産の流動化をしています。

空き家を発掘するのも大切な仕事、待ってるだけでは見つかりません。

集落をめぐりアウトリーチ活動をしています。

そして大切なのは、ただ、流動化を目的とするのではなく、地域の将来ビジョン・地域計画を描きつつ、エリアマネジメントの視点で行うことをに反映していくこと。
その部分で弊社も連携し力を発揮し、奄美群島の空き家活用支援しています。

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【彦根銀座まちづくり】防火建築街区のエリアリノベーション

彦根銀座の可能性を引きだすため、また、出店したい方と空き物件とを繋ぐ場づくりのためアドバイザーを務める「彦根銀座まちづくり懇談会」主催で休眠不動産まちあるきとワークショップをすすめています。

ゆるやかに、自分のライフサイクルを保ちつつ、夢を実現する店舗さんの経験談をお伺いし、出店したい方々はとても刺激を受けていました。

ワークショップではコトダマ夢語りとして、やりたいことがある店主候補さんのプレゼン、参加者からゲリラ的に実現するアイデアなども出て、一歩進みそうです。

こんな地道な活動が、休眠不動産を動かすきっかけになります。

 

懇談会で出た意見を、OODA思考でやれることをスピード感もって進めます。

どんなふうに町が変わっていくか。

ワクワクするまちづくりは、行き当たりばったり的な軽い思考と、長期戦略の両輪と考えています。

健康的な暮らしと一緒ですよね。

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懇談会の役割イメージ



 

【Embracive City @品川塾】まちをつくるパーソナルマインド

Embracive City @品川塾について】

7月14日16:00−18:00 zoom開催

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これまでもいろいろ活動をしてきた品川塾では2022は品川から都市を考えます。ではなぜ、どのように品川塾で都市を扱うのか?
最近・とくにコロナ禍以降、都市問題が議論されることが増えました。コロナ拡大当初は、都市の時代が終わったといった声もありましたが、むしろ新たな都市のありかたが求められるようになったからだといえるでしょう。
都市のありかたが未来をつくるといえるのです。
その背景として、1980年代以降の市場のグローバル化では「グローバルシティ」の役割が大きくなりましたが、そこでは同時に経済格差や疎外・放逐などの問題を生み出してきました。
そこで都市内のコミュニティや、大規模都市より中規模都市への関心が増えています。
デジタル化、都市のDXも大きなテーマでしょう。しかし、これまでスマートシティなど都市機能のテーマが多かったのに対して、いま求められるのは人間や生命などの視点(再認識)です。
同時に、いかに草の根的な実践から、試行錯誤によってアジャイルに都市を考えるというアプローチが求められるようになっています。
そこで生まれたのがembraciveというキーワードです。
インクルージョンやダイバシティなどを包含しながら、人間の内面的な経験から都市を再考しようという試みです。
第一回の7月14日はこういったテーマ自体について対話しつつ、現実に人々のマインドから都市を変えて行こうという試みを踏み出そうと思います。
パネルディスカッションとともに、ゲストとして変革型リーダーシップに瞑想エクササイズを取り入れたマンダル・アプテ氏を招きます。

 

tgs.tama.ac.jp

 

【空き家活用】サブリースが地域を救う

まちひとこと総合計画室とNPO法人あまみ空き家ラボは活動連携しています。最前線の空き家活用の模索、モデル事業、計画策定、実践など、官民連携の活動と育ってきました。
今年度は徳之島町で空き家相談窓口と空き家啓発活動(キャラバン隊の巡回です)

解決方法や取り組み方法はそれぞれの地域性があると思います。

でも共通なのは
「空き家を資源としてとらえ前向きに活用する心」
そして
「人と人との出会いとつながり」
と思います。

今年は、キャラバンカー、のぼり、ポロシャツ 賑やかに!楽しく!どんどん進みます〜。

あまみ群島に移住にご興味のある方、ふるさとに家を置いて心を痛めている方、旅するうなぎのねどこのあまみ島マルシェ時に情報提供も可能です。

次回は6/11-17 長野県辰野町で行います。

 

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【彦根銀座まちづくり】防火建築街区のエリアリノベーション

素敵なビンテージ建物を味わう休眠不動産まちあるきGINZA Rewind
アドバイザー&ディレクターを勤める彦根銀座まちづくり懇談会が主催で、休眠不動産まちあるきと夢語りワークショップを実施しました。

 

50人以上の応募があり、4グループに分かれて銀座街の休眠不動産とリノベーションして素敵に暮らしている物件を見学まちあるき。

そして、実際に休眠不動産に集ってOSTワークショップ。
熱い熱いトークで、止まらない。
多くの意見があげられました。

この熱量が銀座を再生する大きな力となります。

今年は年4回ほど実証実験的に行い、コミュニティビルドと機会提供などの最適な方法を模索していきます。

 

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【彦根銀座まちづくり】素敵なビンテージ建物を味わう休眠不動産まちあるき

f:id:hirokoTANABE:20220419223746j:imageアドバイザー&ディレクターを勤める彦根銀座まちづくり懇談会が主催で、休眠不動産まちあるきと夢語りワークショップをします。
彦根銀座は、防災建築街区。
老朽化も進んでいますがビンテージな味わいが魅力です。
硬直化した商店街へは人材を集め、知恵を出し、面白がることが優先と考えております。
 
今年度はできることから、そして、土壌づくり、パイオニアプランツ的な人材と出会うことを目指し、休眠不動産まちあるきと夢語りワークショップを定期的に行う予定です。
今回はその、プレあるきです。

彦根銀座インスタ】

https://www.instagram.com/hikone_ginza

---あと5年後、2027年の彦根銀座の姿はどうなっているでしょうか?

 銀座は、約50年前に延焼防止のため建設されたRC造の共同長屋です。その時代らしいモダン建築で、ビンテージな昭和の街並みとしての魅力があります。

 一方で建物老朽化も散見し、設備の更新・防水の補強・耐震補強なども必要とされます。しかし、町の将来像のイメージがぼんやりとしていて、修繕のタイミングが計れておらず、老朽が進む一方です。

 形あるものはいつかは壊れ、朽ちていきます。いつの日にか、決断の時が来るでしょう。それが、5年先か、30年先か、銀座の皆さんで考える必要があります。

 そのために、今の建物を大切に使いこみ、銀座を愛してくれるお客様と賑わいをもう一度取り戻し、活気の兆しがうかがえてから、彦根銀座の将来像を皆さんと一緒に描きたいと思います。

 実はすでに、とても素敵にリノベーションして暮らしている方々もいます。銀座の新旧を垣間見る「まちあるき」で銀座の魅力を再発見し、磨きあげ、輝きを回復させていきたい考えています。

彦根銀座休眠不動産見学会・まちあるき・夢語りワークショップとは

・銀座に興味がある、住みたい、お店を開きたいという想いのある方に、どのような空き家・空き店舗があるのか、どういった状態でどういう雰囲気かを歴史や風景も含めて感じていただき、将来の可能性を語り合いたいなと持っています。

・休眠不動産をすぐに誰かに使ってほしいと思っているのではなく、とにかくこの素敵なビンテージ建物を味わい、気持ちを共有し語り合いたい思い開催しています。

・その場で建物についての詳しい説明や大家さんの紹介しません。気になる不動産があったら、月一回開催している銀座街懇談会に参加してください。相談しましょう!

お問い合わせ・お申し込み先

彦根市 産業部地域経済振興課 (山田)

TEL : 0749-30-6119・ FAX : 0749-24-9676 shoko(at)ma.city.hikone.shiga.jp

※ 電話・FAX/メールいずれかにて、氏名と電話番号・ご住所をお知らせください

主催:彦根銀座まちづくり懇談会 

協力:彦根銀座街商業協同組合・彦根商工会議所

 

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与那国町第4次総合計画改訂版ができました。

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2020年末から与那国町の最上位計画の策定支援をしています。
第5次総合計画を職員・住民参画型で作っていきたい!
それを実現するためにはどんなプロセスが与那国にふさわしいのか。

まずは、4次総合計画を振り返り、それを受けて庁内の状況の把握と洗い出し。
さらに、文化風習暮らし、エスノグラフィー的調査をベースに関係者ヒアリングをしつつ、住民の状況、連携すべき民間の状況を丁寧に調査をしました。

 

さまざまな、困難な課題が見えてきました。

一筋縄ではいきません。

 

一方で、日本の原始、日本人の原始とも思える文化と風習を持った魅力的な島であることも、理解しました。


日本の宝、大切な特徴、個性として活かしたまちづくりをしていきたい。強く心に思いました。

 

・総合計画づくりが、庁内の横のつながりをつくり、職員さんひとり1人がワクワクし、一丸となって取り組む雰囲気を作り出すこと

・職員さんたちから湧き上がる気持ち、町民の思いを町のビジョンを吸い上げること

 

1年間かけて職員研修を実施し、関係者ヒアリングを進めることで、少しずつですが、業務を進めるための土台づくりと、総合計画策定に向けて機運を高めることができ、ひとまず実施現状に合わせた4次を改訂版を策定しました。

 

2022年度、いよいよ!

本丸の第5次総合計画の策定支援へ進みます。